用語解説

用語解説
保有コスト
fund eyeでは、信託報酬を指しています。
信託報酬とは、投資信託の保有期間中にかかるコストです。
運用効率
fund eyeでは、シャープレシオを基準としています。
シャープレシオはリスクに見合ったリターンが得られているかを表わす指標です。シャープレシオの数値が大きい方が、投資信託のとったリスクに対してリターンが大きい、つまり効率よくリターンを上げている、優れた運用がなされていると評価されます。なお、シャープレシオは投資対象により大きく変化する可能性がありますので、できるだけ投資対象が同一の投資信託の間で比較する必要があります。
シャープレシオ=(トータルリターン-安全資産利子率)÷標準偏差
国別上位
ポートフォリオの構成銘柄を国(地域)別で分類したランキングです。原則として、直近の運用報告書のデータに基づいています。キャッシュポジションは、日本資産として計上されます。
リスクメジャー
リスクメジャーは、基準価額の変動をリスクと捉えた「標準偏差」が、全ファンドの中でどの程度の水準にあるかを示した値です。1(低)から5(高)まであり、価格変動をよほど好む投資家でない限り、リスクメジャーは低いほど良いことになります。リスクメジャーを見る時には、ファンドが属する大分類やカテゴリーが、全ファンドの中でリスクが大きい方であるのか小さい方であるのかを、まず見てみましょう。
ファンドレーティング
ファンドレーティングは、過去3年間、5年間、10年間の投資信託のリスク調整後パフォーマンスが小分類内の投資信託群の中で相対的にどのランクに位置するかを星印で示したものです。1つ星から5つ星まで5段階のランクがあり、星の数が多いほど過去の運用成績が良かったことを示しています。5つ星が最も良かったグループの投資信託、1つ星が最も悪かったグループの投資信託ということになります。

(1)評価対象ファンド
      ・運用期間3年以上の投資信託

(2)計算期間
      ・過去3年間、5年間、10年間

(3)計算方法
      ・運用期間が3年以上5年未満の場合
         3年レーティング
      ・運用期間が5年以上10年未満の場合
         3年レーティング*40%+5年レーティング*60%
      ・運用期間が10年以上
         3年レーティング*20%+5年レーティング*30%+10年レーティング*50%

(4)レーティングの分布状況
      ・★★★★★ :上位 0.0%~10.0%
      ・★★★★ :上位10.0%~32.5%
      ・★★★ :上位32.5%~67.5%
      ・★★ :上位67.5%~90.0%
      ・ :上位90.0%~100.0%
ポートフォリオ
ポートフォリオとは、金融商品の組み合わせのことで、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。「ポートフォリオを組む」ということは、どのような投資信託を購入しようか、株はどの銘柄で何株ほど持つか、などの検討をするという意味です。
もともとの語源は、紙ばさみや書類入れという意味で、欧米では紙ばさみに資産の明細書を保管していたことが言葉の由来となっています。
ポートフォリオが具体的な商品の詳細な組み合わせを意味するのに対し、大まかな資産配分のことをアセットアロケーションといいます。
一致度
理想的なポートフォリオと現在のポートフォリオまたはリバランス後のポートフォリオがどの程度一致しているかを示しています。
数値が高いほど理想的なポートフォリオに近くなりますが、完全に一致させることは難しいので、目安として考えましょう。
リバランス
複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。時間の経過とともに相場が変動し、当初決定した資産配分が変わっていきます。そこで、定期的にその資産配分の比率を計画どおりに修正します。例えば、1,000万円の資金を国内株式と海外債券に当初は50%ずつ配分していたところ、1年後に国内株式が20%上昇し、海外債券が20%下落したとすると、その時点での投資配分は国内株式60%、海外債券40%に変化します。そこで国内株式を10%分売却し、海外債券を10%分購入することで当初の配分比率に修正します。
評価金額
評価額とは保有している有価証券等の資産を時価評価して得られた価額です。
口数
投資信託において、取引単位のことを指します。
カテゴリー
ファンドの運用成績の相対評価をより正確に行うために、株、債券、REIT(不動産投資信託)、これらの複数の資産に投資を行うバランスといったタイプごとにファンドを分類しています。

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